「ごめんね。」よりも「ありがとう。」

Photography:オクノ ヒロコ

私の母は 

闘病中だ。

84歳。

高齢者。


もう何十年と病と暮らしてきたが

ここにきて

加齢もプラスされ

なかなかに日々

大変なことも増えていく


それは

いたしかたなく

人は誰しも 必ず

年を取る


病気になることもあるでしょう

けがをしてカラダが不自由になること

あるかもしれない…


それは

誰しも可能性はあること。


母はどんどん自分でできることが

減っていくことが

家族の私たちに迷惑をかけていると…

すごくつらそうに話す。



迷惑…

そう

この迷惑という思いは

時にとても心を重くしちゃうね…


迷惑かけずに生きていくことのほうが

稀かもしれないのに


人は誰しも 完璧にはできていない


できること。

得意なこと。

できないこと。

不得意なこと。

持っている



子供の頃

私たちは 間違いなく

親に迷惑をかけ続けて大きくなってきたはず


親はそれを迷惑だと感じることも

なかっただろう。

もちろん 思春期にかけた迷惑は

「こいつぅ ほんまに親の言う事

聞かへんわぁ」って思ったこと

数度はあるかもしれませんが^^;



幼き頃

お腹がすいては泣き

眠くては泣き

とにかく大泣きして

親の睡眠を奪い

成長してきた私たち。


だから

いま 私はお返しをしている番なのだ。


迷惑かけて

「ごめんね。」がすっかり

口癖のようについ口から出る

母に

「どうせ言うなら ありがとう。って

言うてぇ」

と言う 私。


最近では

「ごめんね。」

と言った後に

あっと言う顔をして

「ありがとう。」という母。


こんなやりとりさえ

いとおしい時間だ。


迷惑かけてごめんね。

よりも

ありがとう。


というコミュニケーションが

いいな。


親子も

夫婦も

恋人も

友達も

会社の人も


人とかかわる時には

誰しもが誰かに

迷惑かけてしまっている

可能性は大なのだ。


大きなミスをしたり

人を傷つけるような迷惑を

かけてしまったら

それは

先に「ごめんね。」は必要だけどね。


何かをしてもらった時は

「ごめんね。」よりも「ありがとう。」

を伝えたい


そう思うのです。


想い想われ。

優しいコミュニケーション

できるだけ重ねていきたいものですね。


poi

Live Aloha


ココロとカラダのゆるめ方 「まっ、いいか。」的思考のススメ

*心が少し疲れた時 *がんばりがきかない時 *自分を変えたくなった時 *自分を否定しちゃいそうな時 そんなときには 少し 一息ついてみましょうか 自分を好きになれなくても 自己肯定感をあげれなくても 大丈夫。 ゆっくり練習していきましょう。 少しづつから 始めましょう…

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