今日学んだ素敵なこと。
「家族であっても、みんな考え方が違うな、
だから つついたらあかん。」
「男と女は、考え方がちゃうからな。」
今日のランチの時のお話。
近所の西村珈琲。
私が選んだ席の横には
80歳を過ぎてるであろう
白髪のおじいさまが2人でランチをされてらっしゃいました。
そのおじいさまが
お話していたのが上の言葉。
おじいさまはどうやら
お子さんと同居されてるらしく
お孫さんも一緒に暮らしてると。
そんな日常の暮らしで
「孫も、嫁さんも、家族やけれど
みんな違う考え方やわなぁ。
だから なんかあってもつついたらあかんな。」
と話された
私ねこの「つついたらあかん。」
と言う言葉が素敵やなぁと思ったの。
おじいさまが話す
いろんな意味がそこに込められてる
この関西弁がええなぁと思ったよ 。
つついたらあかん。とはどういうことかと言うと
なんでもかんでも
責めたり
揚げ足とったり
こちらの正論を伝えたらダメだということかな。
違う価値観同士
その価値観を受け入れられるものは受け入れ
受け流すものは受け流していきましょ。
というニュアンスでもあるかな。
私はこれが苦手なところがあって
身近な人になればなるほど
ついつい 理解したいし理解されたいから
突き詰めてしまいがち。
だからかな 余計に「つついたらあかんな。」
が届いたのでしょう。
大人な対応だよね。
これができるのって。
私は
ついつい自己主張をしがち。
ほんまに
人とのコミュニケーションでこの
「余分にはつつかない。」という
距離感大事。
勉強になりました。
あとね
このおじいさま達本当に素晴らしいおじいさま達でね
会話が素敵だったの。
全部。
下記に私が隣で聞こえてきた会話を
列挙すると
おじいさまA「なんか冷たいもん 注文しょーか?」
おじいさまB「そんな急がんでもええよ。時間はなんぼでもあるんやし、久しぶりにこうして会えたんやしな。」
A「ほんまですな。」
B「せやけど、こうして2人で会えて、話ができるんは幸せなことやな。」
A「ほんまやなぁ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
B「嫁さんが作ってくれたご飯に
一度も文句言うたことないわ
それは、作ってくれた嫁さんにもやけど
食に文句言うんは、あかんな。
命を頂くもんやからな。」
A「そうですな。 私も食事のことは一切言うたことありませんわ。」
B「食事は嫁さんが、誠心誠意作ってくれてるからな、わしもその気持ちで頂かんとあかんわな。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
A「Bさんは、奥さんが髪の毛パーマあててきたら なんか声かけますか?」
B「おとといパーマ屋行っとってな
髪切りに行ってきとったわ。
『今日な、髪切ったんか?』言うたら
『今頃⁈』って言われたわ 笑
そんなん知らんがなぁー」
AB「笑」
B「やけど 髪の毛切って綺麗なったって言うたよ 笑」
A「さすがですなぁ 笑」
と
こんな微笑ましい会話をズッーとしてはった。
なんて優しいご主人なのだと。
お2人とも。
奥さんのこと先に考えてはる。
もぉね
私 きっと
めっちゃ 微笑み顔やったはず
もぉ
素敵すぎて
素敵すぎて
ずっと気持ちが良かった。
80歳の頃に私も
こんな愛がいっぱいの会話してたい!
って思ったよ。
これからの生き方を問われたし
本当に生きた教科書だったな。
相手のどこを見ていくか
私ばかりに想いを寄せるのではなく
目の前にいる人にどれだけ
想いを寄せられるか?
そして
想いを寄せられる相手と出会うこと。
これも大事なこと。
優しさは周りまで優しく包んでくれる。
80歳の時にこういう人になれているかどうかは
今これからの生き方だね。
素敵なおじいさまお2人に出会えて良かった。
「なんでもつついたらあかんな。」
肝に命じます♪
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